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顔に似合わず甘党な君の、どろとろの紅茶をちびりちびりと舐めながら、私達は話をした
例えば、同じ学校に向かう、違った道で見かけた、変化の話
例えば、同じ年齢の私達が、ほんの一部屋の境に遮られている、50分の話
例えば、同じ校庭で違う部活をしている私と君の、不思議な話
例えば、同じ生徒会員として動き、違う業務をこなすという、納得の行かない話
喋りすぎじゃないか?呆れてないか?と時折君の目を見て探り、距離感を微調整する
ーいつか、君とゼロになれたら
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