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彼の家にて
『楽にしてていいよ。今ミルクティーを入れてくる』
彼は落ち着いた声で私に微笑み、台所に消えて行く
初めての彼の家のデートで、完全にパニックになって、頭が働かない私は、いち早くベッドの下を見る
『・・・何やってるんだ私!』
何で彼氏の家に初めて行った時にやる行動がエロ本探しなんだよ!馬鹿なの!?
自らを厳しく叱り飛ばしつつ、手はベッドと敷き布団の間を、それはもう丁寧になぞっていた
『・・・落ち着いて。頼むから落ち着いて私』
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