彼の家にて

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(っぶぎゃぬびゅるぼぁー!) みみみ見られた!? 『大丈夫か?疲れてるのか?』 本気で心配そうな声で、君が聞く。どうやら私のクンクンタイムは見られなかったようだ 『う、うん。大丈夫だよ』 流石にベッドの上で君の匂いを堪能してましたなんて言えない 私は起き上がり、ブラックホール並の重力に反発し、ベッドの端に座る ー凛とした花のような君の隣に、距離感を探りながら近付く
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