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いつも自分に負けそうで怖かった。
おまえなんか必要なんかじゃないんだって…
そう耳打ちしてくるもう一人のボクの声に押しつぶされそうで…
いつも誰かと比べられてるみたいで…
怖かった…
ボクは叶わない願いもあるって知っているから…
だから夢(カタチ)になんかしなかったし言葉になんて絶対しないと思ってた。
一人で生きる苦しみと、一人で生きる歓び。
目の前のものが全てじゃない…
そうでなければ……
自分が困るから。
だってそうでしょ?
果たせぬ夢を見つめながらココに立ち止まってる。
苦しみも悲しみも全部…
孤独さえも引き連れて。
ボクはちゃんと笑えてる?
きっと……
心は別の場所にある…
君はいつまでそこにいるの?
ボクは……
もう行くよ…
違う未来(ばしょ)へ。
そう微笑んで……
ひとりで。
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