9人が本棚に入れています
本棚に追加
「ね~話を戻すけど、今日カラオケ行けないってなんでなんでー?」
「はまっている本があってね」
「え~」
などと女子達は言っている。本当に歌いたいのはアニソンなんだ。
校門の前につくと三木原が立っていた。「おはよう陽、昨日ありがとうな」
それを言う為に待ってたんだ。
「いいよ、気にしないで」
僕は答えた。三木原は気のいい奴なんだ。
「今日、オレの家に遊びに来ないか?新しくバトルブレイクって格ゲー買ったんだ」
「ごめん、三木原。ゲームってよくわからないんだ」
また嘘ついた。僕自身オタクと隠してる、友達の家でゲームするぐらいならいいんじゃと思う人はいるだろう、しかしダメなのだ。僕自身は格ゲーをまるでやらないわけじゃない、乳揺れもあるし、しかし拘りがある、ムサい男キャラクターなど使いたくもない。それに三木原は近所のゲーセンで顔を知られたゲーマーだ、コテンパンやられるんだろうな。女の子ばっかり使うと趣味がバレる。
最初のコメントを投稿しよう!