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次の日、 「おはよう、陽君」 通学途中、女子達が声をかけてきた。 「おはよう」 「一緒に学校行こうよ」 そう言われて女子達と並んで通学する事になった。 「陽君、今日一緒にカラオケ行かない?」「陽君って英語で歌えるんだよねー」 「凄いよねー」 「ごめん今日は無理なんだ」 僕は断った。何故なら家で引きこもりたいからである。 「お、おはよう陽君」 背後からかぼそい声が聞こえ振り返る、 「あ、おはよう茜さん」 声の主はクラスメイトの夕凪茜(ゆうなぎあかね)さんだった。赤毛の可愛らしい娘だけど、学校に同人誌を持ってくる腐女子である。特定の女の子としか仲良くしてるところしか見たことがない。
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