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ああ暇だな。
昔の俺は、学校に通って勉強して帰って繰り返しで自分自身ロボットかと思ったぐらい感情がない日々を送っていた。
暇だから学校を見回っている。通っていた学校と大体に似ているな。
何だか前から騒ぎが聞こえる。この時間帯には誰もいないはずだがー?
「誰かぁー!?彼女止めてー!」と、俺の前に彼女が走ってきた。獣に襲われたかのような全速力だ。
思わずに彼女を止めてしまった。
俺と同じく身長が同じせいか簡単に捕まえられた。
少しして彼女を追っていた人が到着した。
俺より少しひとつ先輩のようだ。
「ああ…、ありっ…いた」舌を噛んだみたいだ。
落ち着いて下さいと落ち着かせる。
「彼女が、練習中から抜け出すから止めに来たんだ。ありがと、止めてくれて」
何でも出来る先輩のようだ。
彼女に引き渡した。すると渡された彼女は、ううっと唸っている。
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