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「部活見学してみるか?」
凛々しそうな彼女が誘ってくれた。
「まあ無理にとは言わない、来るならいつでも歓迎するからなっ!」
引き渡した彼女は、意気消沈で沈黙を続けている。
「まあ、ちょっとなら見学させて貰います」
ならよしっ、「ついてきな?」
引き渡した彼女を片手で引きずり回している。
何かすごい絵になっている気もしない。凛々しそうな先輩と美少女のツーショット。
彼女後を追って五分ぐらいしたら着いた専門棟の一番最上階の端っこだ。
いかにも物置小屋しかない階だ。所々通路に段ボールが積まれていて4つ程部屋を歩き終えたら目的地に着いた。
そこには、部室名の看板が掲げてあった。
「ようこそ、我…利便屋にってな!」
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