JOKER2「思い立ったら即実行」

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コンコン 私の部屋にノックがかかる。 「はい?」 返事をする。 「理事長のハキだ。入ってもいいかな?」 理事長かよ。 「はい、どうぞ」 そう返事をすると、ギィと、扉が開いて、理事長が入ってきた。 「そろそろ出発だよ。荷物を持って付いてきなさい」 「はい」 +  +  +  + コツ・・・コツ・・・ 暗い洞窟に、私と理事長、そして校長の靴の音が響き渡る。 ・・・重い。 なんつー空気も重さだ・・・。 なんだよ空気一掴み分何キロなんだよ!? 「あのー・・・」 「ん?なんだい?コク君」 空気の重さに耐え兼ねたわたしは、理事長に、私はどの時代に行くのかを聞いてみた。 そしたら・・・。 「それはね、わたしたちにも分からないんだよ」 「・・・え・・・?」
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