1. 殺人鬼はその身の終わりをただ歌う

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なぁ、ユーリシア お願いだ、もう、歌わないでくれ 誰が何人死んでもいい 僕にとっては君が全てだから どうして君が、こんな運命に産まれなくてはならない? 君は悪くないんだ 僕が君を守るから 「…愛している、ユーリシア」 だから、歌わないでくれ 嗚呼、神様 もし、運命を変えることが出来るなら 僕は何でもしよう 無力な自分に嘆くのは嫌だ ―どうか、彼女を助ける力を、下さい
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