~始まりの日~

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~始まりの日~

妖怪それは説明がつかない者や摩訶不思議な現象を起こした者を妖怪と呼ぶ その妖怪たちの秩序(ちつじょ)をまとめ上げ、妖怪退治する人間こそが…「巫女」と呼ばれる ―――――――――――――――――――― ある晴れた日、とある朝の出来事だった。俺、黒葉暁谷は普通の高校生だった。そして今、自転車で高校へ行く途中だ。「うっ」たまたま転がっていた小石に躓いて、自転車ごと転んだ。そして俺は「痛ててて」っと言いながら自転車を起こした。 途端に空が暗くなった。「どうなってだ!?、さっきまであんなに大空だったのに。」「まさか・・・」「妖怪」そう言い終わるとドカーンと言ゆうと雷と共に、遠くから中学生位の背でコートを着ている奴が確認できた。そして確かに聞こえた「・・・殺ス・・・」と他にも何か言ってた様だが上手く聞き取れなかった。「あんた、なんか知ってるみたいね」気が付つくと上から声が聞こえ、そして上を見上げると、そこには巫女姿の女の子が浮いていた。「飛んでいる!?」と思わず言ってしまった。巫女が「話は後で」と言ってコートの奴の方へ飛んで行った。「おい、待てよ」と俺は叫んだが、巫女は見向きする素振りも見せなかった。
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