第4章 夜泣き
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. 「……恵、いい加減にしてくれよ。こんな状態が毎晩続くと、俺の体が参ってしまうよ」 「……茂ちゃん、ごめんなさい」 真夜中のこんなやり取りが、毎晩のように繰り返されるようになってから、二人の気持ちが擦れ違い始める。 (私だって眠たいのに、そんなに怒らなくてもいいじゃんねぇ) 口に出せない言葉が、恵の胸の中に溜まっていく。 翼と名付けられた息子は、まだ生後三ヶ月だった。 .
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