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「この2人と勝負?いい度胸だね。ま、せいぜい頑張ってね。2年前にも同じことを言ったバカと同じようにならないように気をつけるんだね。」
2年前のバカ?良太と東次郎はその言葉が気になった。
自分達と同じで無名校から甲子園を目指す人がいるのか。
誰だその人は。
良太は反射的に口が動いていた。
「その人はどこへ行ったんですか?」
2人は返答を待っていた。
大貫が帰ろうとしていた足を止め、振り返って言った。
「星花高校だよ。神奈川県にある無名の高校だ。」
そう言って大貫達は帰っていった。
「今から星花へ行こう!」
2人は、急いでバスへ乗り込んだ。
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