第1章 百合王国

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「着きました。百合王国です」 数秒で着いた。 閉じてしまっていた目を、ゆっくり開く。 そして視界にうつったのは、一面の百合世界。 鮮やかに色んな種類の百合が、咲き乱れている。 ピンクや黄色、白まで沢山の色。 凄く綺麗で思わず見とれてしまった。 どこか懐かしく感じる。 この場所に来たことがあるような気がした。 すっかり見とれていると真裕が歩き出す。 百合亜は歩きながらも百合に見ていた。
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