いらっしゃいませ

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とある街のとある路地裏の一角に、中世ヨーロッパ風造りの建物で、人目を引くようなお店がありました。 その名前は【希望喫茶】というそうです。 でもそのお店には人が滅多に来ないみたい。 なぜか……… このお店【希望喫茶】は、一種の人間にしか見えないらしいの。 人は誰だって欲を持っているでしょ? でも、人が個人個人に違いがあるように、その欲の大きさも人それぞれ。 その大きさが今にも心から溢れそうになっている人…………それが一種の人間らしい。 そんな大きな欲を叶えてくれるお店。 あぁ、ほら。 そんな不思議なお店に、一人の少年が迷い込んできたわ…… あの子の夢はどんなものなんでしょうね?
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