プロローグ

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ガチャ 「ただいま。」 「お兄ちゃーん!おかえりなさい。」 弾丸が向かって、グヘッ! 「こら!危ないじゃないか、玲奈。突撃は禁止だぞ。」 「えへへ、ごめんなさいお兄ちゃん。でもギューッ!」 この子は俺の妹で京極 玲奈(キョウゴク レイナ) 肩まで掛かる赤色の髪にクリッとした目。 俺の自慢の妹なんだが、甘えん坊でいつも俺にくっついてくる。 でも俺とは血が繋がっていない。 俺が師匠と修行しているときに、保護したのが玲奈で今は、俺の義妹として一緒に暮らしている。 「そうだ、玲奈には大切な話があるんだ。」 「何?」 俺の上に乗りながら首をかしげている玲奈。 くそー、可愛いじゃないか。
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