ムラサキババア

5/10
前へ
/168ページ
次へ
昔この辺りに貧乏な家の一人娘がいた 彼女はとある富豪の娘を羨んでいた ある時その富豪の娘が一枚のスカーフを落とした 彼女は盗るつもりはなかったが一度だけでもスカーフを身につけてみたいと思い、それを肩に羽織らせた スカーフを落としたことに気付いた富豪の娘は彼女が身につけたスカーフを見て泥棒と叫んだ
/168ページ

最初のコメントを投稿しよう!

289人が本棚に入れています
本棚に追加