- 序章 -

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人は死を目前にしたとき、変わる。 逆に言えば、死を目前にしなければ人は変わらない。 もし自分の死に様や寿命を知る方法があるとしたら? 多くの者は知りたいとは思わないだろう。 何故なら自分が死ぬその日を気にしてしまい、今を生きれなくなるからだ。 もし知りたいという人がいるならやめておいた方がいい。 ちょっとした好奇心なら捨ててしまえ。 知って何の得がある? 人はいつか死ぬ。 それは絶対であり、その運命に抗うことは出来ない。 それが早いか遅いかの違いしか無い。 だから寿命を知ることよりも今を楽しめ。 後悔のないように生きろ。 やりたいことは今やれ。 後の事は考えるな。 自然と明るい未来は寄ってくるから。
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