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「鍵を見つけるのに何日もかかったから簡単ではなかったよ。」
「何日も?」
「リーダー……喋りすぎ…」
サリエルの横にいた少女がローブを引っ張る。
「そうだね。行こっか。」
そう言ってサリエル達は歩き出した。
サリエルだけが一度振り向いた。
「きっと大丈夫だよ。」
そう言ってメタルスコーピオンの大群を凍らせた上を滑るようにして行ってしまった。
「どうする?何日も待ってたらまた蠍に襲われるぞ?」
「そうだね。でもここを動くわけにはいかないし……ん?」
一瞬目の前が光った。
「…あ……」
洋介は一瞬驚く。
「ぃやったぁあああ!クリアだぁああ!」
現れたのは愛美と健人だった。
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