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「好きだって何回も言ってるだろ。俺は本気で....」
胸の奥が熱くなる。
そんなこと聞きたくない
「うそだよ...本気なんて嘘....」
帝さんの言葉を遮る。
「....そんなこと....」
悲しそうな声..
今帝さんの顔なんか見れない。
「楓くんと帝さん付き合ってるんでしょ....?だったら、遊びなんかに俺を巻き込まないで.....っ,....、俺はただ...普通に....」
感情的になってしまう。語尾が強くなる。俺はただ普通に好きな人と一緒にいたいだけなのに...っ
「付き合ってねーよ。お前は遊びじゃない。」
冷静にそう返されたけど、もう信じてない。
「楓くんと寝たのはなに?しかもこの前....俺に告白した日だったよね....、そんなので帝さんを信じられると思うの...っ?」
「あれは....っ......」
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