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「いつもそれだな....。いい加減我慢できなくなる。毎回キスで欲情させておいて....させてくれないってか。いつまで俺は待てばいい。本当に好きだって何回言ったらわかるんだよ。」
俺の言葉にため息をついて
帝さんはせつなげに眉をよせつつそういった。
それでも無理矢理襲ったりしない帝さんは優しい。
俺だってわかんないよ。
俺だって、、帝さんとキスしたあとなんだか、身体は熱くなるし、帝さんがいなくなったあとまたキスしたくなる。
俺が黙ってうつむいてしまうと帝さんが部屋に備え付けのソファーに腰掛けて脚を組んだ。
俺はそれを目で追う。
すると帝さんが口を開いた。
「......お試し期間とかどうだ?」
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