第四章 澄木嶺文花

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第四章 澄木嶺文花

 解析  探知系統異能Ⅱ級指定。  執行会の魔女、天谷美夜が使う異能。  文字通り異能を解析する異能。他者の異能を情報に変換して認識する。また、変換した情報を実行させることもできる。  その性能はプログラミングに近い。異能というソースを読み込みさえすれば、あらゆる異能を扱える。  理論上では異能の一部を変換することもできるが、膨大な情報量を要求されるため、天谷には使えない。  また、Ⅱ級以上の異能は情報量が多く、解析しきるだけでも数ヶ月の時間を要する。天谷は飽き性なため、Ⅱ級指定以上の異能は全く使えない。  本人の自己申請では30程の異能を扱えるらしい。しかし信憑性はない。
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