幽霊ロッカーfile3

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帰り道。 「コンビニ…潰れちゃうんだって。」 「そうか…。」 「奈緒…泣いてた。 あのコンビニでのバイトは凄く楽しかったのに…って。 なんか可哀想だよ。」 「…。」 「ねぇ竜之介。 私にとってもここでの仕事は楽しかった。 お願い。 犯人を捕まえて。」 「華夜。」 「えっ…?」 「正直迷ってるんだ。 犯人は分かってるんだけどさ。」 「竜之介…。」 「分かってる。 こうして迷っちゃいけない事ぐらい。 ただ今回の犯人は今までとは違う。 だから俺がこうして暴く事が…犯人の為になると信じたいんだ。 」 「竜之介…。」 「華夜。 俺がどんな推理をしても、最後まで聞いてほしい。」 「うん。 分かった。 私…竜之介を信じる。」 「ありがとな。」
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