幽霊ロッカーfile1

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「なぁ、華夜。 店長ってどんな人なんだ?」 「うーん…。 井坂店長は奈緒が言う通り悪い事するような人には見えないよ。 ちょっと厳しいけど穏やかで優しい人だし。」 「へぇ…。 ここって今何人居るんだ?」 「えっと、私と奈緒と中野君と幸子さん、米元君それと井坂店長を入れた6人だよ。」 「流石にあんな騒ぎがあったからか人が少ないな。」 「うん…。 私も始めたの最近だからあんまり詳しくは無いんだけど、前はその倍以上居たんだって。」 「へぇ…。」 「如月君、そろそろ休憩終わりだよ?」 「あっ、店長すいません。」 「この人がか…。」 「ん? 君は?」 「店長、彼がこのロッカーの調査をしてくれる例の推理小説オタクです。」 「うるせぇよ。」 「あっ…あぁ、君がか。 宜しく頼むよ。」 「じゃあ竜之介。 私は仕事に戻るね。」 「あぁ。」
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