マイΧマスター

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パンパンと手を鳴らし、 「注目。今日は1時間目学活だからそのまま入るぞ。まずはじめに、全員…とまではなかったがAIの完成おめでとう。それぞれいい具合にリンクが繋がっているのがわかって安心した。で、だ。約1ヶ月後に、新入生の歓迎会がある。文字通り新入生の歓迎が目的だが、やるのは遠足でもなければ、レクリエーションをやるわけでもない。お前たちには寮の各部屋ごと、約4、5名の団体戦で模擬戦をやってもらう」 ざわざわとざわつくクラス。みんな近くの奴らで何か話している。 「ちなみに2、3年と小中の奴らは参加しないからそこんところは安心していいぞ。中上がりの奴もAIに触れるのはこの高1からだから差はほとんどない。気楽にやってくれていいぞ!ああ、それと成績優秀グループには賞品もでるからな!それを糧にせいぜい頑張れ。それから、私ら教師はお前たちAIの戦闘訓練には一切干渉しないから自分たちで訓練するように」 その後の1時間目は委員を決めたり、学級目標を決めたりした。 昼休み、グループに分かれて昼食をとりつつこれからどうするか話し合うことになり、光二、爛童、風たちと戦学の屋上へと出向いた。
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