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ろくろ首 11
「私、明日から発掘をやめて先生の助手として働こうかしら?ねえ。いいでしょう」
冗談じゃないぜ。
もうすぐ悪ガキ共を招待して、死ぬほど恐い目に会わせる計画なんだぜ。
それなのにおれのそばにべったりひっつかれたら、計画が台無しになるじゃないか。
「ヒロミ君、君を家まで送って上げよう」
おれは強行手段に出た。
ヒロミはしぶしぶおれに従った。
ヒロミは大学の近くのマンションに住んでいた。
おれはヒロミを送り届けたあと、亀代の携帯に電話をかけた。
携帯はおれがプレゼントしていた。
「亀代、いよいよ実行だぜ。お前の仇は必ずとってやるからな」
「本当?うれしい!」
さあ、悪ガキ共やって来い!
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