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さて、どうしたものかと俺は振り返った。すると、間宮がまだ息を切らして座り込んでいた。間宮もなんとかして教室に連れて行かなければいらないなと思い声をかけようとして俺は止まった。
立ち上がった間宮は校内へは行かずに校庭へと歩いていく。どうするのだろうと見ているとコーンを片付け始めた。
どうしてそんなことをするのだろう。放っておけば、係りになっていたクラスメイトが教師に怒られるだけなのに。
表情を読もうとしても俯き加減にしている間宮の顔は見えなかった。
俺は校舎を見上げてから校庭へと歩いていき、同じようにコーンを集めて体育倉庫へと片付けた。
先に体育倉庫に入っていた間宮が、コーンを片付けるときに倒したのか鉄製のポールを起こそうと悪戦苦闘している。仕方ないので、手を貸すと間宮は驚いた顔をして俺を見た。
「真鍋くん!?」
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