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いまでも、後悔している。
あの時、何故近道をしてしまったのだろうか?
人気のない工場を通ったのだろうか?
あの時、もし力がつかえなかったら…。
誰かにつけられていると感じるのに時間はかからなかった。
ジンは、ゆっくり後ろを振り返った。
明らかに怪しげな赤いフード付きのレインコートをきた男が立っている。
ジンは、走りだした。
男も走り出す。
ジンは、近道として使っている工場にはいる。
ここを横切れば家までは3分とかからない。
その時だ目の前のドラム缶が爆発を起こした。
ジンは、尻餅をついた。
カバンの中身が、ぶちまけられる
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