prologue 真実を知る前の日常

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トントン 「零羅~!朝だよ~!」 ドアが叩かれ、俺を呼ぶ声が聞こえてきた。 俺の名前は鈴ヶ原零羅〔すずがはら れいら〕 「零羅!朝だって!」 ドンドン! うるさい・・・。 「もういいよ・・・開けるからね!」 ガチャ 「おはよ、姉ちゃん」 「なんだ、起きてたんだ」 そう、俺を起こしてたのは、俺をの姉ちゃんである鈴ヶ原凛〔すずがはら りん〕。 「おう」 「起きてるなら返事する!」 「ごめんごめん・・・着替えてたから」 「そう、なら早く来なさい。朝ご飯冷めちゃうから」 「はいよ」 これが俺と姉ちゃんの日常。
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