TRPGとは

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[GM]  森は次第に深く、暗くなり、いつの間にか鳥の声や風の音も聞こえなくなっている。目的の遺跡にはあと少しで着こうかというところ。 [PL①]  不気味だな。ランタンに火をともすよ。 [PL②]  おお、いつにも増して気が利きますな~。 [GM]  さて君は火をともしてしまったね。 [PL③]  え?しまった? [GM]  RP的にはうまいけど、残念ながらそれ、フラグなんだぜ(笑)  【幸運】判定どうぞ。難易度は12で。 [PL①]  俺の【幸運】2しか無いから5ゾロ目以上か。いや、これ無理だろう。  …はい、失敗です(笑) [GM]  では、PL①が火をつけたすぐ後、周囲の茂みから黒い巨大な塊が飛び出してきます。 [PL②]  もしや、くまっ!? [GM]  そうです、熊です(笑)  火の明かりにつられて出てきた模様。サイズは成人男性よりずっと大きく、低い唸り声を上げてこちらを威嚇している。 [PL③]  勝ち目あるの?これ。 [PL①]  勝てるわけねえだろ!俺は先に戻るぜ!といって一目散に駆け出す。 [PL②]  諸悪の根源が真っ先に逃げ出した!しかも清々しいほどに死亡フラグが立ってる(笑)  私も後から走り出す! [PL③]  ちょっと待って、私一番足遅いよ!それ以前に熊って速いよね?一応走るけど(笑) [GM]  それでは君達は一目散に逃げ出した、と。  でも、火を消さなくていいのかな?(超笑顔) [PL①]  忘れてた!消す! [GM]  もう遅い!【幸運】判定、難易度12どうぞ!(超笑顔) [PL②]  GMの笑顔がムカつく(笑) [PL①]  こうなったら意地でも成功してやる!  …1ゾロ、だと!? [GM]  森の中を駆けるPL達の前に熊が飛び出してくる!1ゾロだったし、せっかくだから出てくる熊を一匹増やしてあげよう。  これで背後に一匹、前面に二匹の熊がいます。 [PL③]  きたないな、さすがGMきたない(笑) [GM]  せっかくの死亡フラグなんだから回収しないと(笑) [PL①]  くそっ、挟まれたか!…戦うしか、無いのか。 [PL②]  真っ先に逃げてたくせに(笑) [PL①]  う、うるさい!GM、早いとこ戦闘シーン入ろうぜ。 [GM]  オーケー、それじゃあ一旦シーンを切るよ。次は熊との戦闘シーンだな(笑) [PL③]  はてさて、私達は生きて帰れるのだろうか…。
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