偽りだらけの転校生

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時は 2011年 7月8日…。 一人の少年が、暑い中廊下に待たされていた。 この柵川中学は公立の平凡な中学。 つまり、あの有名な常盤台中学とはあまりにもかけ離れた中学であった。 「暑い…。」 少年はボヤく。 7月の気温は日中30℃超えるのはおかしくない。公立だから、教室に冷房がない。 「入ってきなさい。」 先生に呼ばれた。少年はドアを開け、教室に入る。 「転校生の 飴玉勇気くんだ。」 先生は軽く少年こと飴玉勇気を紹介した。 「飴玉勇気です。」
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