守りたいから

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君を守るからと誓ったあの夏の日 あれから三度目の夏を迎えました 決して平坦な路ばかりじゃなかったけれど その先にある僕たちの笑顔のために 何時だって手と手を取り合って乗り越えて来たのに 僕はその手を離そうとした愚か者さ 君の悲しみに満ちた涙を ひとつひとつ拾い集めるから 君の悲しみに満ちた涙を 僕の胸の痛みに変えて行くから 忘れえない 誓いの為に 僕への想いを 君への想いを 守りたいから
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