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なぜだろう…
君と時を分かち合えば合うほどに
時の無情さ、ありがたさを知るのだろう
なぜだろう…
君の奥深くに入れば入るほど
寂しさが増すのは
そして
身体を抱きたいんじゃなく
君自身を抱きたくなるのは
この手に残る温もりも…
この鼻に残る微かな香りも…
今は想い出の中
この瞳に残る君の姿も…
この耳に残る君の声も…
今は記憶の中に
君をどれだけ必要としているのか確信した今
君を奪うことが出来ないと思い知らされた今
僕に邪魔をする全ての者に敵意をむき出しにしてしまい、心無くも君に辛く当たってしまう
違う
違うんだよ
僕は…
僕は、ただただ
君が欲しいだけなんだよ
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