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ーーー通学路ーーー
良太「皆はさ、家何処なの?」
矢島「私は、あの交差点を右に曲がって左側にある。あの赤い屋根の家だよ!。」
良太「学校から近いんだな。舞美の家、清水さんは?」」
清水「私は、あのコンビニの向かい側のアパートよ。」
熊井「私は、あのマンション!」
全「えっ・・・・」
熊井「皆?」
熊井ちゃんが指を指す方向にはここら辺では有名な高級マンションだった。
鈴木「熊井ちゃん、家を引っ越したんだってよ?良太。」
良太「そうだったんだ。譜久村ちゃんは?」
聖「わっ・・私は、2丁目のコンビニの隣の家です。」
良太「へぇ~。そうなんだ・・・ん?2丁目のコンビニの隣の家って確か・・」
鈴木「結構な豪邸の家じゃなかったっけ?」
聖「はい。あそこは、私の家です。」
全「エェ~!!!!」
矢島「あの家、本当に譜久村ちゃんの家なの!?」
聖「はい。」
ファンファン!
すると、俺達の目の前にリムジンが止まって一人の男の人が降りてきた。
男「お帰りなさいませ!聖お嬢様。」
聖「黒田、今日は歩いて帰るって言ったじゃない。」
黒田「ですが、ご主人様が心配と言う事で見にやって来たのです。」
聖「もう、お父様ったら!と言う訳なので皆さん、私はこれで失礼しますわ。里保ちゃん、また明日ね」
里保「うん!バイバイ!」
黒田「では、参りましょ。」
譜久村ちゃんと黒田と呼ばれる執事らしき人は俺達に向かってお辞儀をしてリムジンに乗り帰っていった。
良太「あんなスゲェ、リムジン初めて見た。」
矢島「私も。」
清水「私もだよ。」
鈴木「里保ちゃん、凄い人と仲良くなったね。」
熊井「うん。」
その後、清水さんと矢島さんと交差点で別れ、また次の交差点でつぐ永さんと熊井ちゃんと別れた
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