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山にわけ入る者は、
神が眠りし翡翠の砦と、その中にあると云われる宝に欲目をくらませ山を登る。
が、山に入って生きて戻って来れた者は数少なく、
戻って来れた運の良い者もまた、
心在らずで、皆謎の病によって亡くなってしまう。
そして、この山に眠る神と云われているのがが、高御産巣日神(タカミムスビノカミ)である。
高御産巣日神とは、天地開闢のときよりこの地に降りた神で、創造の神とされている。
しかし、性別は無く人に姿を見せない独神である。
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