─第二章─とある神社にて…

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本物だとすれば…ここは幻想郷ということになる。(信じたくはないがな)何が起きたかさっぱり分からない私は神社を見渡した。有るのは、「古い賽銭箱」「神社(当然か)」そして…… 少年が木の上で寝ていた。 は?と思う人も居ると思うがまずは落ち着いて状況整理をしようじゃないか。 飛んだら木の上に少年がいた。以上。 いやいや、私はアホなのだろうか。この状況は普通ではないことぐらいすぐに分かるさうん。 しかし分からない…何が分からないかは分からないが、分からない。考えても仕方ない。 「あのぉ~」 声をかける。が、聞いていない。 無視かよ!!内心そう思いながら、もう一度声をかける。 「もしもぉーし」 返事がない。熟睡だろうか 起きろよ!!そう叫ぼうとした瞬間 「ふぁぁぁ…」 少年が起きた
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