送り込まれた故郷

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ジリリリ!ジリリリ! ?「・・朝かぁ。」 安眠を邪魔した目覚まし時計を睨み、俺、クロキ・アラノの朝が始まる アラノ「朝飯作りますか・・」 卵とベーコンがうまそうに焼けている アラノ「父さん!朝ごはんだよー!」 「分かった・・・」 俺の父さんクロキ・ダイスケ、漢字なら黒木大輔と書く、俺はクロキだけ漢字になる、なぜなら アラノ「おはよう・・シルエ母さん」 俺の母さんクロキ・シルエは外国人、俺が三歳のころ亡くなった。父さんからは俺は年々母さんに似てきたらしい。 俺は父さんと二人暮らし、家事は俺がやり、中1なので近くのインターナショナルスクールに通う。 大輔「なんだまたしんみりしてるのか?」 母さんの仏壇を見ている俺に父さんがからかうように言う アラノ「違うよ。それより速くっ!もうすぐ時間だよ!」 俺もだが・・・まぁ今日は 大輔「ほんとだ!急がねば!確かお前は今日から・・・」 アラノ「うん!春休み!」 今日は終業式、んで春休みだ 大輔「いいなぁ連休俺も欲しいよ」 アラノ「はいはい、そろそろシンク達がくる「「アラノー!」」来たから行ってきます。」 大輔「おぅ行ってこい!」 あまり重くない鞄をもって、靴を履く アラノ「行ってきます!」
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