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アラノ「だめだ・やっぱり眠い」
睡魔に襲われながらふらふら歩くアラノ
「「「姫様~!回って~!!」」」
「は~い!くるり~んっと!こんな感じですか~!?」
アラノ「ん?なんだあれ?」
「「「姫様~!可愛い~!」」」
「そんなことないですよ~!」
「「「姫様~!姫様~!」」
なんだこの姫様コール・・・
「あっそうそう!それでその後にですね勇者様が私をおんぶして、窓からブワァー!ってジャンプしてくれて・・・もうすごかったんですよ!勇者様!」
あれか・・・俗にいうトークライブ
話の内容は昨日のはなしだ、なっ・・・・
アラノの意識は途絶えた
姫様「あっ!まだ休憩時間ありますよね!後半戦に備えて、別の水着にお着替えしてきていいですか?」
「姫様~!」「姫様~!」
姫様「えへっ!じゃあちょっと行ってきますね!」
ビスコッティ領の領主
ミルヒオーレ・フィリアンノ・ビスコッティ姫、トークライブから一時抜けて別の水着に着替えに更衣室へ
姫様「ふ~♪ふふ~ん♪あれっ?なんでしょう?」
倒れている人を発見
姫様「わぁ!ど・どうしましょう!えーと大丈夫ですか!あれ?この人・・・」
まぁ倒れてるのはアラノだ
アラノ「うっうぅ~ん・・んぁ?」
姫様「あの!アラノ様・・・ですよね?」
アラノ「えぇまぁ・・・あっすいません!ミルヒオーレ姫様!」
一歩下がる
姫様「いえ、そんなお堅い呼び方ではなく、気軽にミルヒ、とでも呼んでください!」
アラノ「いや、流石にそれは怒られますから・・・じゃあシンクと揃いで・・・姫様、でいいですか?」
ミルヒ「はいっ!あの・・・その貴方は勇者召喚には全く関係ないのに、巻き込んでしまい・・・すみません!」
頭を下げる姫様
アラノ「いやっ、そんな気にしないでください。前から来たかったしやっとこれてよかったですし」
ミルヒ「でも・・・」
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