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アラノ「ぐっあがぁ!」
ドーナツを食って気絶した少年がドーナツに食われる夢見て起きた
エクレ「起きたか。」
リコ「町の噂よく聞いていなかったであります!すみませんであります!」
シンクとミルヒ姫様がステージに
アラノ「こんなもの売っちゃいかん!ってあれなにやってんだ?」
ユキカゼ「勇者様は先程行われたゲームで見事!バツゲームをうけることになったでござるぅ~」
「それが姫様とのデュエット、ってわけですか」
「はいであります!」
「さて、お前もはやく用意しろ」
「なにを?」
「歌う準備だ、ほらはやく!」
「こちらでありま~す!」
「あっこら押すな~!」
背筋と尻尾を伸ばして~♪
ステージ裏、姫様とシンクの歌が聞こえる
まっすぐに~ね!夢にむか~う♪この道を~どこまでも、ずっと~♪
アラノ「なぁ本気?」
リコ「本気であります。」
アラノ「俺ゲームやってないんだけど」
エクレ「参加していない時点で最下位、バツゲームほら」
マイクを渡された
アラノ「歌上手くないよ?つーかあんま知ってる歌ないよ?」
ユキカゼ「勇者様から、からおけ、とやらアラノはとても上手だと聞いたでござる!」
リコ「曲ならこれが!」
さっと出したのは
アラノ「俺の携帯!返せ!」
ユキカゼ「ちゃんと返すでござるよ!ただ」
リコ「アラノのこのけーたいの中に曲が入っていてそれを伴奏にして大音量でながすであります!」
アラノ「つまり準備は?」
「「「万端だ、であります!、ござるよ!」」」
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