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瑠璃(N)
「少女は知りませんでした。
愛とか恋とか、家族とかすべて無縁に暮らしてきたから。」
ユウリア
「────……瑠璃!」
瑠璃
「…………。どうしたの」
ユウリア
「どうしたのって、瑠璃が突然いなくなるから心配で、探してたんだよ。」
瑠璃
「心配……?」
瑠璃(N)
「だって、少女は殺し屋だから。」
ユウリア
「瑠璃のことは、俺が守るから」
瑠璃(N)
「少女はいつだって、」
ユウリア
「だから瑠璃、帰ろう」
瑠璃
「……うん。」
瑠璃(N)
「愛されたことがなかったから」
瑠璃(タイトルコール)
「紅花」
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