剣士「大丈夫かい、アンタ」女剣士「なぜ助けたのです?」
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女剣士「例えばもし、私がぶ厚い鎧をつけた筋骨隆々の大男だったら」 女剣士「あなたは助けましたか?」 剣士「いや、それは……」 女剣士「でしょう? やはりあなたは私を侮っていたのです」 剣士「…………」 剣士「……でもさ」 女剣士「はい?」 剣士「筋骨隆々の大男に、絡み酒をするチンピラはいねえだろ」 女剣士「…………」 剣士「…………」 女剣士「……たしかに、そうですね」 剣士「だろ」
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