夢の王子様!?

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「よ、よろしく。咲夜」  あたしは王子様の手をとる。 「ほら、行くぞ」 周りの悲鳴から逃れるように、王子様は走り出した。どこか遠く2人きりの場所に逃げなくちゃ!あたしはこれが夢なら覚めないで欲しいと願った。その時は本当に夢心地だったのだ。いずれ、覚めて欲しいと願うようになることも知らずに…。
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