夢の王子様!?

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「そんなブランド物着て走るなんてバカみたい」  思わずあたしが口走ると、咲夜は 「お前だって、そんなフリフリの人形みたいな格好で走るなんてバカみたいだ」  と、言い返してきた。 「咲夜がいきなり走ったからでしょ!?」 「だったらあのまま晒し者になっていたかったのかよ!?」 「なっ!?それは…」  突っかかるあたしをなだめるように咲夜は突然あたしの頭を軽くポンポンと叩くと 「それより腹減った」  と笑った。
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