夢の王子様!?

19/44
前へ
/377ページ
次へ
 面白がるように余裕の笑みを浮かべながら、咲夜はあたしの歩くペースに合わせるように歩き出した。 「俺がこうして女と手を繋いで歩くなんて稀なことなんだぞ。光栄に思えよ」  なんでこんな素敵な外見してるのに口は悪いんだろ?世界は自分のものだとか思ってるわけ? 「ふん」  あたしはツンとした態度で、 「だったら手を放してちょうだい」  と咲夜に告げた。
/377ページ

最初のコメントを投稿しよう!

209人が本棚に入れています
本棚に追加