夢の王子様!?

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 あたしはそう思いながら空を見上げた。青く澄み渡る空。きっと今日も平穏に1日が過ぎるのだろうな。退屈で、刺激のない毎日。  しかし、それは一瞬にして変貌してしまう。そんなことも知らずにあたしはぶらぶらと街を歩いていた。  普段から昼夜問わず人で溢れ返り賑わっているこの街。こんなに多くの人がいるのに、あたしはまだ出会えていない。
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