第一章

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道を歩いているときに、後方から、ロケットランチャーの弾が飛んできていた。 ロケットランチャーの弾の方を向いている人達は、走り出す。だが、後ろ向きの人達には、分からない。 そして弾は、神埼家族の後ろに着弾した。 大きな音と同時に、爆発。 由紀は、爆発により飛ばされた。 振り返り家族を見たが足・手・胴体やらいろいろな場所が無くなっていた。 体を見ると内臓が飛び出して、周りには大量の血が流れていて、真っ赤で大きな水溜まりを作っていた。 水溜まりは、だんだんと大きくなっていく。 由紀は、この光景を見て口を押さえた。 口には、酸っぱい味がした、酸っぱいものは胃酸だと分かっている。
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