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「どうって……どうすればいい?」 上目遣いに問えば、呆れ顔。 「それ、俺に聞くの?」 「だって……。」 「ふーん。悩んでんだ?樹の気持ちは俺、気付いてたけど、豊崎には絶対届いてないって思ってた。 だって、樹、ガキだから。」 「私は全く知らなかったよっ! もー有り得ないって思ってたよっ。だけど……。」 再び机に突っ伏した私の頭を工藤くんが優しく撫でる。 「まぁ、じっくり考えたらいいんじゃない? あんな態度で、即刻フラれなかっただけでも俺的には奇跡だと思うよ。」 だよね? 私もびっくりしてたとは言え、こんなに悩むなんて思って無かった。 あの時、パニックにならなかったら、きっと何も考えずに断ってたと思う。 時間が経てば経つほどに、どうすればいいのか解らなくなってしまった。 。
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