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東京某所…
深夜0時のコンビニに少年はいた。
?「あぁ~…寒い(泣)」
ブルブルブルと体を震わせ、首に巻くマフラーを口をおおうように巻き直す。
少年の名は闘谷陸戸(とうや りくと)。本編主人公。
陸戸「ハァ…早く帰ろうっと」
タッタッタッタッ…
白い息を吐きながら雪の舞う線路沿いを走っていく。
交差点をこえた辺り…
バツッ…
男「あっ!すいません!!」
タッタッタッタッ…
陸戸は黒い服装の男性とぶつかってしまった。
陸戸「イテテテ…。…ん?」
陸戸は四角い箱を拾う。
陸戸「あのっ!!」
そう叫んだ時には男性は居なかった。
陸戸「…まぁいっか。ックシュン!…ハア。とにかく早く帰ろう」
タッタッタッタッ…
家に着いた陸戸は誰も居ない為、真っ暗な部屋の電気をつけた。
陸戸「あぁ~…寒い(泣)…風呂風呂…」
陸戸は冷えた体を温めるために風呂に入り、数分後毛布にくるまりながらソファーでテレビを見た。
陸戸「…あっ、そーいやぁ」
陸戸は先ほど拾った四角い箱を思い出した。
陸戸「…こうゆうときは…警察か?………(笑)」
この時、陸戸の中の悪魔は囁いた。…「開けてしまえ」…と。
ビリビリ…ビリビリ…
陸戸「…落とした方…ゴメンなさい!(笑)…ん?」
四角い箱の中身を見る陸戸。
陸戸「"コアソウル"??(…あぁ、今一番売れてるって言うあれか!)」
陸戸は悪いと思いながらも更に開けた。
陸戸「…なになに?…"コア"が無いと…ダメなのかぁ。」
ハァ…と少し落ち込む陸戸の体は"コア"をネットで手に入れる為に動き出していた。
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