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ウィーン…
陸戸は真っ白な場所にいた。
『ようこそ、アナザーワールドへ。わたしは"マビ"です。』
その声と同時に浮かぶ球体に乗った女性が現れた。
陸戸「ここは何をする場所なんだ?」
『ここはアナザーワールドでのあなたの姿、型、能力などを決める場所です。』
陸戸「なるほど。よくあるやつだな。」
『では、アナザーワールドでのあなたの名前を決めて下さい。』
陸戸「…カタカナで"リク"だ!」
『…登録完了です。次に姿、型を決めていただきます。声、性別は変更できませんのでご了承下さい。』
陸戸「わかった!」
『では、まず以下の種族からお選び下さい。』
と、陸戸の目の前に表が出てきた。
・戦士族
攻、防共にバランスのいい種族。あらゆる武器が使え、初心者向け。
・魔法族
他の種族とは違い、魔法が使える。その代わり他の種族と違い、武器などは使えない。
※ぶっ飛んだ魔法は使えません。
・鳥人族
唯一自由に空を飛ぶ事が出来る。スピードもあり、戦闘にも役立つ。
・巨人族
力、パワーは他種族の中で最強。体格は3メートルから5メートルになる。ただ、スピードが不安要素。
・獣族
戦士族の一段階上のバランスを誇る。技術的な面は戦士族に劣る。
・特殊族
自分だけの能力が欲しい者はこれがオススメ。ただ、なんの能力か、強いか弱いかは自分の中の"力"次第。
陸戸「…特殊族で」
『…一度決めると変更できません。よろしいですか?』
陸戸「あぁ。」
『完了しました。次に容姿ですが、種族選択が特殊族なため、こちら側のランダムになります。よろしいですか?』
陸戸「…あぁ。わかった」
『…では全て完了しましたので、アナザーワールドへ行っていただきます。』
シュィーン…
陸戸の体が細かく分散して光る。
『では行ってらっしゃい。』
シュンッ!
陸戸の姿は消えた。
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