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虹は とても美しい娘だった。内面から湧き出るものが尚、美しさを引き立たせていた。 そのため、その村の村長の息子に見初められた。 今までも行いが良いとは言えない息子だったから 虹の両親は余り良い顔をしなかったが、持参金の多さに目が眩んでしまった。 虹は、困った。 好きでもない村長の息子と結婚するのも困ったし 自分の親が、お金に目の色を変えてるのも困った。
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